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朱印(しゅいん)とは?読み方と意味・御朱印との違いをやさしく解説

2026/08/04 公開

神社やお寺でいただく御朱印をよく見ると、朱色の印が押されていますよね。実はこの印そのものを指す言葉が「朱印(しゅいん)」です。「朱印」と「御朱印」は普段ほとんど同じ意味で使われがちですが、言葉としては少し役割が違います。

「朱印ってどう読むの?」「御朱印と何が違うの?」と検索してこのページにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、朱印という言葉そのものにスポットを当てて、読み方や意味、御朱印との関係をやさしく整理していきます。すでに墨書きや印の詳しい見方をご存じの方も、あらためて「朱印」という言葉の輪郭を確認するつもりで読んでみてくださいね。

朱印とは(読み方は「しゅいん」)

朱印は「しゅいん」と読みます。文字どおり、朱色(しゅいろ)で押された印章そのものを指す言葉で、社寺の名前や御神紋・寺紋などが彫り込まれた印を、朱肉のような朱色の顔料で押したものです。もともとは社寺に限らず、公的な文書や免状などに押される朱色の印章全般を指す、もっと広い言葉として使われてきました。

御朱印集めの文脈で「朱印」という場合は、多くが社寺で押される朱色の印を指しています。筆で書かれた墨書きの部分は含まず、あくまで朱色の印の部分だけを指す、というのがポイントです。この言葉の指す範囲を知っておくと、案内板や説明文に出てくる「朱印」という表記にも迷わなくなりますよ。

「朱印」と「御朱印」はどう違う?

朱印と御朱印は、多くの場面でほぼ同じ意味として使われますが、厳密にはニュアンスが異なります。「御」は「お」や「ご」と同じように、対象への敬意をこめて添えられる接頭語。つまり御朱印は、朱印に敬意の「御」を重ねた、より丁寧な呼び方だと考えるとわかりやすいでしょう。

日常の会話や案内表示では、丁寧な言い方である「御朱印」のほうが広く使われています。当サイトでも、参拝の証としていただくものを指すときは基本的に「御朱印」という言葉を使っていますが、由来をたどると、その中心にあるのは朱色の印=朱印だということですね。

  • 授与所の案内板や御朱印帳の表紙に、「御朱印帳」ではなく「朱印帳」と書かれていることがある
  • 社寺の説明文で「朱印を頂く」「朱印をいただける」という表現が使われることがある
  • 御朱印をいただく場所を「朱印所」と案内している社寺もある

呼び方が違っていても、指しているものは同じです。「朱印所」「朱印帳」といった表記に出会っても、慌てず「御朱印のことだな」と受け止めて大丈夫ですよ。

朱印にはどんな意味・役割がある?

朱印そのものにも、いくつかの役割があります。中央に大きく押される印は、その社寺や、まつられている御祭神・御本尊を表すことが多く、お寺では御本尊にまつわる印を「御宝印(ごほういん)」と呼ぶことがあります。神社では、社名や御神紋をあしらった印が使われることも多いです。

  • 社寺や御祭神・御本尊を表す印(お寺では御宝印と呼ばれることもある)
  • 神社の社紋、お寺の寺紋など、その社寺ゆかりの紋様をあしらった印
  • 社寺の名前そのものを彫り込んだ印

朱印に彫られている文字は、篆書体(てんしょたい)と呼ばれる、印章によく用いられる書体で刻まれていることが多く、現代の私たちが見慣れた字形とはかなり異なります。パッと見て読めなくても不思議ではなく、篆書体ならではの独特な線の運びを楽しむくらいの気持ちで眺めてみるのもおすすめですよ。

朱印が読めなくても大丈夫

篆書体は、文字に丸みやデザイン性を持たせて図案化した、印章専用ともいえる書体です。多くの参拝者にとって一見で読み解くのは難しいので、読めないからといって気にする必要はありません。気になったときは、その社寺の名前や御祭神・御本尊と照らし合わせて眺めてみると、少しずつ形が一致して見えてくることもありますよ。

朱印はなぜ朱色なのか

朱印がなぜ朱色で押されるのか、はっきりとした単一の理由が定まっているわけではありませんが、朱色は古くから魔除けや厄除けの色、格式の高さを表す色として大切にされてきたとされています。神社の鳥居や社殿に朱色が使われることが多いのも、同じような背景があると言われています。

こうした朱色の持つ意味合いが、社寺の印章にも自然と受け継がれてきたのではないか、と考えられています。歴史的な経緯を一つひとつ確定させることは難しいのですが、朱色という色そのものに込められた意味を知っておくと、御朱印を眺めたときの見え方が少し変わってくるかもしれませんね。

朱印を眺めるともっと楽しくなる(まとめ)

朱印(しゅいん)とは、社寺の名前や御神紋・寺紋などを彫り込んだ印章を、朱色の顔料で押したもののこと。「御」を添えた御朱印のほうが日常的にはよく使われますが、由来をたどれば、その中心にあるのは朱色の印=朱印です。中央の印が社寺や御祭神・御本尊を表すこと、篆書体で刻まれていて読みにくいことなど、意味を知っておくだけで、いただいた御朱印の見え方がぐっと変わってきますよ。

次に御朱印をいただいたときは、墨書きの文字だけでなく、朱色の印にもぜひ目を向けてみてください。どんな図案が彫られているのか、どこにどんな印が重なっているのか。じっくり眺めてみると、その社寺ならではの個性に気づけて、御朱印集めがまた一段と楽しくなりますよ。

よくある質問

Q. 「朱印」の読み方は?

「朱印」は「しゅいん」と読みます。朱色(しゅいろ)の顔料で押された印章そのものを指す言葉で、社寺の名前や御神紋・寺紋などが彫り込まれた印を押したものです。御朱印集めの文脈では、御朱印に押されている朱色の印の部分を指すことが多いです。

Q. 「朱印」にはどんな意味がありますか?

朱印は、その社寺や、まつられている御祭神・御本尊を表す印章のことです。お寺では御本尊にまつわる印を「御宝印(ごほういん)」と呼ぶこともあり、神社では社名や御神紋をあしらった印が使われることもあります。中央に押される印が、その御朱印の顔ともいえる存在です。

Q. 「朱印」と「御朱印」はどう違うのですか?

「御」は敬意をこめて添えられる接頭語で、御朱印は朱印に「御」を重ねた、より丁寧な呼び方です。日常では「御朱印」という言葉のほうが広く使われていますが、由来をたどるとその中心にあるのは朱色の印=朱印です。案内板などで「朱印所」「朱印帳」と表記されていても、指しているものは同じなので安心してくださいね。

Q. 朱印の文字が読めないのですが、普通のことですか?

はい、普通のことです。朱印に彫られた文字の多くは、印章によく用いられる「篆書体(てんしょたい)」という書体で刻まれており、現代の字形とはかなり異なるため、一見して読み解くのは難しいものです。読めないからと気にせず、社寺の名前や御祭神・御本尊と照らし合わせながら眺めてみるのがおすすめですよ。

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