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御朱印の初穂料とは?値段の相場と納め方ガイド

2026/07/17 公開

御朱印をいただくときに納めるお金のことを、神社では「初穂料(はつほりょう)」、お寺では「納経料(のうきょうりょう)」や「志納料(しのうりょう)」と呼びます。「値段はいくら?」「渡し方に決まりはあるの?」と気になる方のために、この記事では初穂料の基本をまとめました。

初穂料とは「お供えの気持ち」

初穂料の「初穂」とは、その年に最初に収穫された稲穂のこと。昔は収穫への感謝として初物を神様にお供えしていて、それが時代とともにお金を納める形に変わりました。つまり初穂料は「商品の代金」ではなく「神様へのお供え」なんです。お寺の納経料も同じく、信仰にもとづくお納めという意味合いを持っています。この背景を知ると、御朱印を「買う」ではなく「納める」「いただく」という言葉がしっくりきますね。言葉づかいひとつで、御朱印との向き合い方も自然と丁寧になっていきますよ。

御朱印の値段の相場は?

御朱印の初穂料・納経料は、300〜500円程度が一般的です。見開きサイズの御朱印や、刺繍・切り絵などの特別な意匠のもの、限定御朱印などは、それより高めに設定されていることもあります。金額は授与所に掲示されていることが多いので、お願いする前に確認しておきましょう。

なお、金額は社寺ごとに異なりますし、時期によって変わることもあります。「この金額でなければいけない」という全国共通のルールはないので、掲示された金額に従えば大丈夫です。

「お気持ちで」と言われたら

金額が決まっておらず「お気持ちで」とされている社寺もあります。その場合は、一般的な相場である300〜500円程度を目安に納めるのが無難です。迷ったときは500円硬貨一枚が納めやすくおすすめですよ。

お金の納め方のマナー

納め方はシンプルで、授与所で御朱印をお願いする際に現金で手渡しすればOKです。気をつけたいポイントは次のとおり。

  • お釣りが出ないよう、小銭を用意しておく(特に混雑時は大切な心配り)
  • 高額紙幣での支払いは避ける(お釣りの用意がない場合もあります)
  • 「お願いします」「ありがとうございます」のひと言を添える

初穂料はお供えの気持ちなので、のし袋に入れる必要はありません(御祈祷をお願いする場合とは異なります)。そのまま手渡しで問題ないですよ。最近はキャッシュレス決済に対応する社寺も少しずつ増えていますが、まだ現金のみのところが大半。参拝前に小銭の準備をお忘れなく。両替をお願いするのは社寺の負担になるので避けたいところです。複数の社寺を巡る日は、百円玉と五百円玉を多めに用意しておくと一日安心して回れますよ。

初穂料にまつわるよくある疑問

「初穂料」と「納経料」、言い間違えたら失礼?

神社で「納経料」、お寺で「初穂料」と言ってしまっても、意味は伝わりますし、目くじらを立てられることはまずありません。迷ったら「御朱印をお願いします。おいくらでしょうか」と尋ねれば十分丁寧です。呼び方の違いは、知識として少しずつ覚えていけば大丈夫ですよ。

お賽銭と初穂料は別々に必要?

はい、別のものと考えましょう。お賽銭は参拝のときに神様・仏様へ納めるもの、初穂料・納経料は御朱印をいただく際に納めるものです。どちらも金額に決まりはありませんが、それぞれの場面で気持ちを込めて納めるのが基本です。

気持ちよく納めるために

初穂料は、御朱印という「モノの対価」ではなく、参拝させていただいたことへの感謝のしるし。金額の多い少ないよりも、丁寧な気持ちで納めることが何より大切です。小銭の準備とひと言のお礼。このふたつを心がけるだけで、御朱印をいただくひとときがもっと気持ちのよい時間になりますよ。

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