海外からの参拝者が増え、「御朱印を英語でどう説明したらいいんだろう」と考える機会が増えてきました。「御朱印 英語」「御朱印帳 英語」で調べても、ぴったりの単語が見つからず戸惑った方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、御朱印・御朱印帳の英語表現と、海外の方に説明するときに使えるフレーズをやさしくまとめました。
御朱印は英語で何と言う?結論は「goshuin」
結論から言うと、御朱印にぴったり対応する定訳の英単語はありません。同じような文化が英語圏にないため、日本語の発音をそのまま活かして "goshuin" とアルファベットで表記するのが、いちばん自然で通じやすい言い方です。御朱印そのものの意味や由来をあらためて確認したい方は、御朱印とはもあわせてご覧くださいね。
説明を加えたいときは、"a seal stamp given as proof of your visit to a shrine or temple"(神社やお寺を参拝した証としていただく印章)のように言い換えると伝わりやすくなります。単語ひとつで表そうとせず、短い一文で御朱印の本質を説明する、というイメージを持っておくとスムーズですよ。
「souvenir stamp」と訳すのは避けたい理由
御朱印を英語で紹介するとき、つい "souvenir stamp"(お土産用のスタンプ)と訳したくなりますが、これはおすすめできません。御朱印は観光記念に誰でも押せるスタンプではなく、参拝したことへの証としていただくものだからです。"souvenir" という言葉が付くと、お土産感覚で気軽に集めるもの、という誤解を与えてしまいます。
✦ 直訳しにくい理由
御朱印は「参拝が前提」という文化的な背景を持つ言葉です。英語圏でイメージされがちなスタンプラリーの stamp とは、そもそもの意味合いが違います。ここを丁寧に伝えられると、英語で紹介したときの誤解がぐっと減りますよ。
御朱印帳は英語で何と言う?
御朱印をいただくための帳面「御朱印帳」も、そのまま "goshuincho" と表記するのが一般的です。説明を加えるなら "a goshuin book" や "a stamp book for shrine and temple seals" のように言うと伝わりやすくなります。御朱印帳そのものの選び方をくわしく知りたい方は、御朱印帳の選び方もあわせてご覧ください。
神社・お寺・参拝…周辺の英単語まとめ
御朱印にまつわる言葉は、英語に置き換えられるものと、そのまま日本語で使ったほうが伝わりやすいものが混在しています。よく使う対応をまとめました。
- 神社:a Shinto shrine(または shrine)
- お寺:a Buddhist temple(または temple)
- 参拝する:to visit / to pay a visit / to pray at a shrine or temple
- 授与所:the shrine office / the temple office(御朱印やお守りをいただく窓口)
- 御朱印・御朱印帳:goshuin / goshuincho(そのまま使うのが一般的)
shrine と temple は宗教的な建物全般を指せる言葉でもあるため、日本の神社・お寺だと明確にしたい場合は "Shinto shrine" "Buddhist temple" と補足すると、より正確に伝わります。
海外の方に説明するときに使えるフレーズ
一緒に参拝した海外の友人や、境内で出会った海外の方に御朱印について聞かれたときのために、そのまま使える短い英文フレーズをいくつか紹介します。
- "It's not a souvenir stamp."(これはお土産用のスタンプではありません)
- "You need to visit and pray first."(まず参拝をする必要があります)
- "Each one is handwritten by the shrine or temple staff."(一枚ずつ、神社やお寺の方が手書きしてくれます)
- "You get it in a special book called a goshuincho."(御朱印帳という専用の帳面にいただきます)
英語で尋ねられたときの返し方
逆に、海外の方から "What is this stamp?" のように尋ねられることもあるかもしれません。そんなときは "It's called a goshuin. It's a seal you receive after visiting a shrine or temple." くらいの一言で十分です。難しい単語を並べる必要はなく、「参拝の証」という核の部分さえ伝えられれば、興味を持ってもらえるはずです。作法まで聞かれたときのために、基本のマナーは御朱印のマナーで確認しておくと安心ですよ。
英語表記がある御朱印も
近年は、日本語の墨書きに加えて、社寺名やご祭神の名前を英語で併記した御朱印を授与するところも増えてきました。海外からの参拝者にもわかりやすいようにという配慮から生まれた取り組みで、御朱印帳を開くと日本語と英語が並んでいる、という新鮮な一枚に出会えることもあります。すべての社寺で行っているわけではありませんが、旅先で見かけたら楽しんでみてくださいね。
御朱印を英語で紹介するときの結論はシンプルです。まずは "goshuin" とそのまま伝え、必要に応じて "a seal you receive after visiting a shrine or temple" と補足する。これがいちばん伝わりやすい方法です。大切なのは「参拝してからいただくもの」という御朱印の本質を伝えること。海外の方との会話のきっかけとしても、御朱印はきっと素敵な話題になりますよ。

