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書き置き御朱印とは?意味と読み方・直書きとの違いをやさしく解説

2026/08/03 公開

「書き置き(かきおき)」とは、あらかじめ紙に御朱印を書いたり印刷したりしておき、参拝者にそのままお渡しする授与方法のことです。御朱印帳にその場で直接書いていただく「直書き」と対になる言葉で、御朱印集めをしていると早い段階で出会う言葉ではないでしょうか。

「書き置きって聞いたことはあるけれど、直書きと何が違うの?」「もらってもいいものなの?」と、意味がはっきりわからないまま検索してこのページにたどり着いた方も多いかもしれません。結論からお伝えすると、書き置きは多くの社寺で正式に用意されている授与方法のひとつで、参拝の証としての価値は直書きと変わりません。ここでは、書き置きの意味や読み方、いただける理由、直書きとの違いまで、順番にやさしく整理していきますね。

書き置き御朱印とは(読み方と意味、別の呼び方)

「書き置き」は“かきおき”と読みます。文字どおり、あらかじめ書いておいた御朱印という意味で、半紙や台紙に墨書きや押印が施された状態のものを、授与所でそのまま手渡しでいただく形式です。御朱印帳を広げてその場で書いていただく直書きとは違い、すでに完成した一枚をいただくというのが大きな特徴です。

社寺によっては、書き置きのことを「紙渡し」「紙朱印」といった呼び方で案内している場合もあります。呼び方が違っていても指しているものは同じなので、案内板や授与所で見慣れない言葉に出会っても、慌てずに「書き置きのことだな」と受け止めて大丈夫ですよ。

書き置きは決して最近になって増えた略式の対応ではなく、以前から続く授与のスタイルのひとつです。御朱印集めを始めたばかりの頃は「直書き=本来の形、書き置き=簡易版」というイメージを持ってしまいがちですが、まずはこの言葉が指すものを正しく知っておくだけで、授与所でのやり取りにも気負わず臨めるようになりますよ。

なぜ書き置きという授与方法があるの?

御朱印は本来、御朱印帳にその場で書いていただくものというイメージを持っている方も多いかもしれません。それなのに、なぜ書き置きという形が広く用意されているのでしょうか。背景には、社寺ならではのいくつかの事情があります。

  • 書き手の方が常駐しているとは限らず、不在の時間帯や曜日がある
  • 行事や連休など参拝者が多く混み合う時期は、一枚ずつ書く時間を取りにくい
  • 切り絵・刺繍・多色刷りなど、手間や特別な工程を要する意匠性の高い御朱印は、書き置きでしか授与されないことも多い

つまり書き置きは、「本当は直書きしたいけれど省略している」ものではなく、社寺の状況やその御朱印ならではの表現を実現するために、最初から書き置きという形で用意されているケースがほとんどなんです。むしろ書き置きだからこそ出会える、凝ったデザインの御朱印も少なくありませんよ。

書き置きは失礼?ありがたみが劣るわけではありません

書き置きをいただいたとき、「直書きより手を抜かれたのかな」「なんだか申し訳ないな」と感じてしまう方もいらっしゃるようです。ですが、その心配はいりません。書き置きは社寺側が正式に用意している授与方法のひとつであり、参拝したことの証としていただくものという意味では、直書きとまったく同じ価値を持っています。

御朱印はもともと、参拝した記録としていただくものです。紙に書かれているか、御朱印帳に直接書かれているかという形式の違いはあっても、そこに込められた「お参りしました」という気持ちや、社寺からいただくありがたみそのものが薄れるわけではありません。書き置きだから失礼にあたる、ということはありませんので、安心していただいてくださいね。

書き置きだけの日があっても気にしないで

混雑する時期や行事の日は、直書きをお休みして書き置きのみで対応している社寺も少なくありません。これは特別なことではなく、よくある運用のひとつです。書き置きだったからといって残念に思う必要はありませんよ。

書き置きのいただき方・持ち帰り方

書き置きをいただく流れは、直書きのときとほとんど変わりません。授与所で「御朱印をお願いします」と伝え、案内に沿ってお納めするお金を渡せば、書き置きの御朱印を受け取ることができます。金額は300〜500円程度が一般的とされていますが、御朱印の種類によって幅があるので、あくまで目安として考えておいてくださいね。

受け取った書き置きは紙のままなので、折れたり汚れたりしないよう、持ち帰り方にも少し気を配りたいところです。とくに参拝が続く旅の途中で何枚もいただく予定がある日は、あらかじめクリアファイルを用意しておくと、そのつど慌てずに済みますよ。

  • クリアファイルや専用のホルダーに挟んで持ち帰ると、折れや汚れを防ぎやすい
  • カバンの中で他の荷物に押されないよう、厚みのある下敷きやファイルの間に挟んでおくと安心
  • 複数枚いただいたときは、重ねる順番を決めておくと持ち帰った後の整理もスムーズ

持ち帰った書き置きは、御朱印帳にのりなどで貼って保管する方が多いですが、貼り方やのり・テープの選び方には意外とコツがあります。くわしい貼り方は別の記事でまとめているので、シワにならないように貼りたい方はあわせて参考にしてみてくださいね。

直書きとの違いはどこ?

ここまで見てきたように、書き置きと直書きの違いは、シンプルに言えば「紙でいただくか」「御朱印帳に直接書いていただくか」という授与の形にあります。書き置きは書き手が不在でもいただけて待ち時間が短く、意匠性の高いデザインに出会いやすいのが特徴。直書きは、目の前で一枚ずつ仕上げていただく臨場感や、自分の御朱印帳だけに残る一点ものの味わいが魅力です。

どちらか一方が優れているというものではなく、その日の社寺の状況や御朱印の種類によって、いただける形が変わってくるだけのことです。直書きと書き置きそれぞれのメリットや、直書きの崩し字の読み方まで詳しく比べた記事もありますので、もっと深く知りたい方はそちらもあわせてチェックしてみてください。

まとめ

書き置き(かきおき)とは、あらかじめ紙に書かれた御朱印を手渡しでいただく授与方法のことで、「紙渡し」「紙朱印」と呼ばれることもあります。書き手が不在の時間帯や混雑時、意匠性の高い御朱印など、さまざまな理由から用意されている正式なスタイルであり、直書きと比べて失礼にあたることも、ありがたみが劣ることもありません。書き置きをいただいたときは、クリアファイルなどに挟んで丁寧に持ち帰り、あなたのペースで御朱印帳に残していってくださいね。

よくある質問

Q. 「書き置き」は何と読みますか?

「かきおき」と読みます。あらかじめ半紙や台紙に書かれた御朱印を、そのまま紙の状態でいただく授与方法のことです。社寺によっては「紙渡し」「紙朱印」などと呼ばれることもあります。

Q. 書き置きの御朱印とは何ですか?

御朱印帳にその場で書いていただくのではなく、あらかじめ紙に書かれたものをいただく授与方法です。書き手の方が不在でもいただける、待ち時間が短いといった利点があり、切り絵や刺繍などの凝った意匠の御朱印は書き置きのみで授与されることも多いです。

Q. 書き置きの御朱印は失礼にあたりませんか?

いいえ、まったく問題ありません。書き置きも直書きも、参拝した証としていただくものであることに変わりはなく、ありがたみが劣るということもありません。社寺側が用意してくださった授与の形として、感謝していただきましょう。

Q. 書き置きをいただいたあと、どう持ち帰ればいいですか?

折れや汚れがつかないよう、クリアファイルなどに挟んで持ち帰るのがおすすめです。カバンにそのまま入れると角が折れてしまうことがあるので、参拝の日は薄いファイルを一枚用意しておくと安心ですよ。

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