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御朱印をいただく・もらうときの言い方|「ください」は失礼?

授与所の前まで来たのに、なんと声をかければいいのか分からなくて足が止まってしまう。御朱印をはじめていただくとき、いちばん緊張するのはこの瞬間かもしれません。「御朱印をください、でいいのかな」「もらうって言い方は失礼じゃない?」。この記事では、御朱印をお願いするときの言い方を、場面ごとにそのまま使える形でまとめました。

基本の言い方は「御朱印をお願いします」

迷ったときは「御朱印をお願いします」。これひとつ覚えておけば、神社でもお寺でも通じます。授与所の方にとっても毎日耳にする言い回しなので、いちばん自然に受け取っていただけます。もう少し丁寧にしたいときは「御朱印をお願いできますでしょうか」「御朱印をいただけますか」。どれも同じ意味で、かしこまりすぎることもありません。

声をかける前に、御朱印帳を書いていただきたいページで開いておくと、そのまま流れがつながります。参拝からいただくまでの全体の流れは御朱印のもらい方でまとめていますので、はじめての方はあわせてご覧くださいね。

「ください」は失礼にあたる?

結論から言うと、「御朱印をください」と伝えても失礼にはあたりません。実際にそう言う参拝者はたくさんいますし、それでとがめられることはまずありません。ただ、「ください」はどうしても物を求めるときの言い方に近くなります。御朱印は参拝の証として授けていただくものなので、「お願いします」「いただけますか」と言い換えたほうが、その性格に沿った表現になります。

言葉より大切なこと

言い回しを完璧にすることより、先にお参りを済ませてからお願いすること、そして受け取ったときにひと言お礼を伝えること。この二つのほうがずっと大切です。多少ぎこちない言い方でも、丁寧な気持ちはきちんと伝わりますよ。

「もらう」と「いただく」の使い分け

会話や検索では「御朱印をもらう」という言い方がよく使われます。意味は問題なく通じますが、御朱印は授与していただくものなので、社寺の方に向かって話すときは「いただく」を選ぶのが自然です。

  • 御朱印をいただけますか — 授与所でそのまま使える、いちばん無難な言い方
  • 御朱印をお願いします — 短く伝わる定番。混雑しているときにも向いています
  • 御朱印を授与していただけますか — よりあらたまった場面で。日常的にはここまで硬くする必要はありません
  • 御朱印をもらえますか — 友人との会話なら自然ですが、授与所では「いただけますか」に置き換えると丁寧です

「買う」「購入」は避けたい言い方

気をつけたいのが「御朱印を買いたいのですが」という言い方です。納めるお金は商品の代金ではなく、神社では初穂料、お寺では納経料としてお供えするもの。だから「買う」「購入する」「値段はいくらですか」という表現は、御朱印の意味合いとずれてしまいます。金額をたずねたいときは「初穂料はおいくらでしょうか」と聞けば、そのまま丁寧な言い方になります。初穂料そのものについては御朱印の初穂料とはでくわしくまとめています。

同じように、御朱印帳や御朱印を数えるときも「一枚買う」ではなく「一体いただく」「一冊お受けする」といった言い方が使われます。知らなくても困ることはありませんが、知っているとやりとりがぐっと落ち着きますよ。

場面別・そのまま使える言い回し

実際の授与所では、基本の一言のあとに少しだけやりとりが続くことがあります。よくある場面をまとめました。

御朱印が何種類かあるとき

見本が掲示されていることが多いので、「こちらの御朱印をお願いします」と指し示すのがいちばん確実です。名前や番号が振られていればそれで伝えます。迷ったときは「どちらが通常の御朱印でしょうか」とたずねれば教えていただけます。

御朱印帳に直接書いていただきたいとき

「御朱印帳にお書きいただけますか」と伝えます。書き置きのみの対応をされている社寺もあるので、断られても気にしないで大丈夫です。伝え方だけをまとめた記事として直書きの頼み方もありますので、不安な方はこちらもどうぞ。

書き置きを案内されたとき

「では書き置きでお願いします」と応じれば大丈夫です。断りたいときも「またあらためて参ります」とひと言添えれば、角が立ちません。

お金を納めるとき

「お納めします」「よろしくお願いします」と言い添えて手渡します。掲示がなく金額が分からないときは「初穂料はおいくらでしょうか」。「お気持ちで」と返されたときは、無理に聞き返さず一般的な相場を目安に納めれば十分です。

受け取るとき

「ありがとうございます」。これだけで十分です。「ありがとうございました、失礼します」と続ければ、きれいに終われます。

海外の方と一緒のときや、英語で伝えたいとき

日本語でのやりとりが難しい場面では、御朱印帳を開いて差し出すだけでも意図は伝わります。英語での言い方や、外国の方に御朱印を説明するときの表現は御朱印を英語で説明するでまとめていますので、必要な方はご覧くださいね。

まとめ

授与所での言い方は「御朱印をお願いします」で十分。「ください」も失礼ではありませんが、「いただけますか」と言い換えるとより丁寧です。避けたいのは「買う」だけ、と覚えておけば迷いません。言葉はきっかけにすぎず、大切なのは先にお参りを済ませることと、最後のお礼のひと言。次の参拝では、少しだけ肩の力を抜いて授与所に向かってみてくださいね。

よくある質問

Q. 御朱印をお願いするとき、なんと言えばいいですか?

「御朱印をお願いします」がいちばん自然で、神社でもお寺でも通じます。より丁寧に伝えたいときは「御朱印をいただけますか」「御朱印をお願いできますでしょうか」。御朱印帳は書いていただきたいページを開いて渡しましょう。

Q. 「御朱印をください」と言うのは失礼ですか?

失礼にはあたりません。実際にそう伝える参拝者は多く、それでとがめられることはまずありません。ただ「ください」は物を求めるときの言い方に近いため、参拝の証として授けていただくという意味に沿うのは「お願いします」「いただけますか」のほうです。

Q. 「もらう」と「いただく」、授与所ではどちらの言い方が適切ですか?

社寺の方に向かって話すときは「いただく」が適切です。「御朱印をもらえますか」でも意味は通じますが、「御朱印をいただけますか」に置き換えると丁寧になります。

Q. 「御朱印を買う」という言い方はしてもいいですか?

避けたほうがよい言い方です。納めるお金は商品の代金ではなく、神社では初穂料、お寺では納経料としてお供えするものだからです。金額をたずねたいときは「初穂料はおいくらでしょうか」と伝えれば、そのまま丁寧な言い方になります。

Q. 御朱印が何種類かあるときは、どう伝えればいいですか?

見本が掲示されていることが多いので、「こちらの御朱印をお願いします」と指し示すのが確実です。名前や番号が振られていればそれで伝えます。迷ったときは「どちらが通常の御朱印でしょうか」とたずねれば教えていただけます。

Q. 御朱印を受け取るときは、なんと言えばいいですか?

「ありがとうございます」で十分です。「ありがとうございました、失礼します」と続ければきれいに終われます。言い回しよりも、先にお参りを済ませておくことと、最後にお礼を伝えることのほうが大切です。

Q. 御朱印帳に直接書いてほしいときは、どう頼めばいいですか?

「御朱印帳にお書きいただけますか」と伝えます。書き置きのみの対応をされている社寺もあるので、書き置きを案内されたときは「では書き置きでお願いします」と応じれば大丈夫です。

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