御朱印ナビ
← 読みもの一覧へ
たのしみ方約6分で読めます

高知の御朱印巡り|高知市内、南国・香南、室戸・東部、仁淀川・高岡、四万十・足摺のエリア別の回り方と日帰りの組み方

高知県は、太平洋に沿って東西に長くのびる県です。県庁所在地の高知市は中ほどにあり、東の室戸岬も、西の足摺岬も、そこからはかなり離れています。四国八十八ヶ所の札所が海沿いに点在しているのも、この土地ならではの特徴です。この記事では、エリア別の特徴と、日帰りの組み方をご紹介します。

県内の社寺をまとめて見たいときは、高知県の御朱印一覧が便利です。場所を地図で確かめながら行き先を決めたい方は、高知県の御朱印マップもあわせてご覧ください。

高知の御朱印巡りの特徴

高知の御朱印巡りでまず考えたいのは、社寺の間の距離です。県が東西に長く、隣り合う札所のあいだが車でも長く走る区間になることがあります。地図の上では近く見えても、海沿いの道は思いのほか時間がかかります。公共交通は本数が限られる場所も多いため、郊外を回るなら車やレンタカーを前提に考えると計画が立てやすくなります。

もうひとつの特徴は、四国八十八ヶ所の札所が県内に数多くあることです。高知は「修行の道場」と呼ばれ、巡礼のなかでも長い道のりにあたる区間です。札所では、お参りをしたあとに納経所で朱印をいただく流れになります。巡礼をする方でなくても、同じ手順で御朱印をいただいて大丈夫ですので、気軽に訪ねてみてください。

エリア別の選び方

代表的なエリアを、雰囲気と向いている人でまとめました。あくまで目安ですので、気になるところから選んでみてください。

エリア雰囲気向いている人回り方の目安
高知市内城下町の街並みと、山の上の古刹が近い距離にあるはじめての人、路面電車で街歩きもしたい人1日。市内で3〜4カ所
南国・香南平野に札所と古い神社が集まる札所を続けて回りたい人、車で動ける人1日。3〜4カ所
室戸・東部海沿いの長い道の先に、岬の札所があるドライブを楽しみたい人、旅行として回りたい人1日。1エリアに絞る
仁淀川・高岡川と海に近い、落ち着いた土地の社寺景色と一緒にゆったり回りたい人1日。2〜3カ所
四万十・足摺県の西の端、遠く静かな札所と古い神社時間に余裕のある人、泊まりも考えられる人1日〜1泊。移動時間を多めに見る

高知の主な御朱印エリアと選び方の目安

高知市内エリア

高知市は、はじめての方にも動きやすいエリアです。市内にはとさでん交通の路面電車が走っており、街の中心部では電車を使った移動も楽しめます。市内の社寺は、高知市の御朱印一覧でまとめて探せます。

市の中心から少し離れた五台山には、竹林寺があります。山の上にあるため、行き方と帰りの時間を地図で確かめておくと安心です。また、土佐国一宮として知られる土佐神社は、市の北側にあり、落ち着いた境内の雰囲気が魅力です。

市内やその近くには、善楽寺、雪蹊寺、種間寺といった札所もあります。路面電車と徒歩で回れる場所と、車やバスのほうが動きやすい場所が混じっているため、行き先ごとに移動手段を決めるのがコツです。

南国・香南エリア

高知市の東に広がる南国市と香南市は、平野のなかに札所や古くからの神社が集まるエリアです。南国市には国分寺や禅師峰寺があり、香南市には大日寺があります。車があれば、続けて何カ所かを回りやすい組み方ができます。

ここで続けて札所を回る日は、朝のうちに出発して、納経の受付に余裕を持って間に合う順番を考えておきましょう。高知市から日帰りで動く距離なので、はじめて車で巡る方の練習にも向いています。

室戸・東部エリア

県の東の端にある室戸は、岬をめぐる景色の大きなエリアです。室戸岬の最御崎寺をはじめ、津照寺、金剛頂寺と、札所が海沿いに続きます。安田町の神峯寺は、山の上にある札所としてよく知られています。

高知市から室戸までは、車でも長い道のりになります。そのため、室戸方面の日は1エリアに絞り、社寺を欲張らない計画にするのがおすすめです。時間に余裕があれば、泊まりがけで海沿いの旅を楽しむ組み方もあります。

仁淀川・高岡エリア

高知市から西へ向かうと、仁淀川の流れる土佐市や日高村、須崎のあたりに入ります。土佐市には、青龍寺と清瀧寺という札所があり、海や山の景色とあわせて訪ねられます。日高村には、古い歴史のある小村神社があります。

さらに西の須崎市には、入り江のほとりに鳴無神社があります。景色のよい場所に建つ神社で、海辺のドライブとあわせて立ち寄る組み方ができます。社寺の間が少し離れているため、1日2〜3カ所までに絞ると、景色を楽しむ余裕が生まれます。

四万十・足摺エリア

県の西部は、高知市からさらに遠く、日帰りでは移動だけで大きな時間を使うエリアです。四万十町には岩本寺、四万十市には一條神社があり、足摺岬の近くには金剛福寺があります。ほかにも、宿毛市の延光寺、四万十市の不破八幡宮など、静かな社寺が点在しています。

この方面は、1泊の旅として組むと無理がありません。日帰りで行くなら、四万十か足摺のどちらか1つに絞り、帰りの時間にも余裕を持たせましょう。

日帰りで回るときのコツ

  • 高知市内は、とさでん交通の路面電車を使った街歩きが楽しめます。市内の郊外や、県内のほかのエリアは、車やレンタカーが動きやすくなります
  • 室戸や足摺は高知市から遠いため、日帰りで回るなら1エリアに絞りましょう。無理に欲張らず、泊まりがけの旅にする考え方もあります
  • 札所では、お参りをしてから納経所で朱印をいただく流れが一般的です。閉まる時間が早いこともあるため、遅い時間の訪問は避けましょう
  • 受付時間や参拝できる条件は、社寺ごとに異なります。御朱印の有無や授与の内容も含め、行く前に公式の情報で確かめておくと安心です

複数の社寺を一日で回るときの順番の組み方は、御朱印巡りのルートの考え方でも詳しくご紹介しています。受付時間の調べ方は、御朱印の受付時間の記事をご覧ください。

出かける前の確認

初穂料や納め方、お参りの順番などは、はじめての方ほど気になるところです。御朱印帳や小銭など、持ち物については御朱印の持ち物の記事に、いただくときの流れは御朱印のいただき方の記事にまとめています。書き置きでの授与になる場合もありますので、直書きと書き置きの違いも知っておくと慌てずに済みます。

✦ 出かける前のひとこと

初穂料や納経料は、社寺によって異なります。300〜500円が一般的な目安ですが、小銭を多めに用意しておくと、落ち着いて参拝できます。

どのエリアも、お参りをしてから御朱印をいただくのが基本です。海と川と山、それぞれの景色を楽しみながら、ゆとりのある一日を過ごしてください。

よくある質問

Q. 高知で御朱印巡りをするなら、はじめてはどのエリアがおすすめですか?

とさでん交通の路面電車が走り、市内の社寺と山の上の古刹が比較的近い高知市内が、はじめての方に向いています。街歩きとあわせて、1日3〜4カ所を回る組み方ができます。

Q. 高知の御朱印は日帰りで回れますか?

回れますが、県が東西に長いため、1日に回るのは1エリアが基本です。高知市内や南国・香南なら日帰りで組みやすく、室戸や足摺は移動に時間がかかるため、エリアを絞るか泊まりがけの計画にすると無理がありません。

Q. 高知の御朱印巡りは車がないと難しいですか?

高知市の中心部は路面電車で回れる場所もありますが、郊外や札所の間は距離があり、公共交通の本数が限られる場所も多くあります。複数のエリアを回るなら、車やレンタカーを前提にすると計画が立てやすくなります。

Q. 四国八十八ヶ所の札所では、巡礼でなくても御朱印をいただけますか?

多くの札所では、お参りをしたあとに納経所で朱印をいただく流れになります。巡礼をしていない方も、一般の御朱印として同じ手順でいただけることが一般的ですが、対応は寺院ごとに異なるため、事前に確かめておくと安心です。

Q. 室戸や足摺は、日帰りで行けますか?

行けなくはありませんが、高知市からは長い道のりになるため、日帰りなら1カ所か1エリアに絞るのがおすすめです。帰りの時間にも余裕を持たせ、時間があれば泊まりがけで海沿いの旅として楽しむ方法もあります。

実際に御朱印を探すなら今月のレア度ランキングや全国マップへどうぞ。