埼玉県は、都心から電車で出かけやすく、日帰りで御朱印巡りを楽しめる県です。ただ、いざ出かけようとすると、大宮、川越、秩父など行き先の候補が多く、どこから回ればよいか迷うかもしれません。この記事では、エリアごとの雰囲気と回り方の考え方をご紹介します。
県内の社寺をまとめて見たいときは、埼玉県の御朱印一覧が便利です。場所を地図で確かめながら行き先を決めたい方は、埼玉県の御朱印マップもあわせてご覧ください。
埼玉の御朱印巡りの特徴
埼玉の魅力は、都心からの近さと、エリアごとに性格がはっきり分かれていることです。街なかの大きな神社、城下町の風情が残る町並み、山あいの古い社寺と、同じ県内でも歩く気分がずいぶん変わります。
そのため、「埼玉の御朱印をいただく」と決めたら、まず「どんな一日にしたいか」から行き先を考えるのがおすすめです。のんびり町歩きがしたいのか、静かな山の空気を味わいたいのか、短時間でお参りしたいのかで、向くエリアが変わってきます。
エリア別の選び方
代表的な3エリアを、雰囲気と向いている人でまとめました。あくまで目安ですので、気になるところから選んでみてください。
| エリア | 雰囲気 | 向いている人 | 回り方の目安 |
|---|---|---|---|
| 大宮・さいたま市 | 駅から近い大きな神社。参道が長く、歩く時間も楽しめる | 短時間で参拝したい人、はじめての人 | 半日。駅周辺で他の予定と組みやすい |
| 川越 | 城下町の町並み。寺社が中心部に集まっている | 町歩きと食べ歩きも楽しみたい人 | 半日から1日。歩いて複数の社寺を回れる |
| 秩父 | 山あいの古い社寺。移動に時間がかかる | じっくり参拝したい人、霊場巡りに関心がある人 | 1日かけて数カ所に絞る |
埼玉の主な御朱印エリアと選び方の目安
大宮・さいたま市エリア
大宮には、武蔵国一宮とされる氷川神社があります。広い境内に向かってまっすぐ延びる参道が長いことで知られ、鳥居をくぐってからお参りするまでの道のりそのものが、ひとつの楽しみです。
駅からのアクセスがよく、はじめての御朱印巡りにも向いています。さいたま市内にはほかにも社寺がありますので、行き先を広げたいときは市のページから探してみてください。
川越エリア
川越は「小江戸」と呼ばれる町歩きが人気で、社寺が町の中心部に集まっているのが特徴です。川越大師とも呼ばれる喜多院や、古くから親しまれてきた三芳野神社など、歩きながら立ち寄れる距離に見どころが並びます。
町歩きや食べ歩きとあわせて回りやすいので、御朱印が初めての方や、ご家族・ご友人と出かける方にも向いています。川越の社寺をまとめて見たいときは、川越市のページが役立ちます。
秩父エリア
秩父には、秩父神社、三峯神社、宝登山神社の3社を合わせて「秩父三社」と呼ぶ習わしがあります。街なかにある秩父神社、山の上にある三峯神社と、同じ三社でも雰囲気は大きく異なります。
また、秩父は秩父札所三十四ヶ所観音霊場でも知られています。西国、坂東と合わせて日本百観音とされる霊場のひとつで、お寺の御朱印巡りに関心のある方には見逃せないエリアです。
ただし、山あいで社寺の間の移動に時間がかかります。欲張って詰め込まず、1日に回る数を絞るのが無理のない回り方です。秩父市内の社寺は、秩父市のページからも探せます。
そのほかの気になるエリア
日高市には、高麗神社や聖天院があります。古代に渡来した人びとにゆかりのある土地として知られ、静かな里の空気を感じたい方に向いています。また、久喜市の鷲宮神社も、参拝する方が多い社寺のひとつです。
日帰りで回るときのコツ
- 受付時間は社寺ごとに異なります。行く前に公式の情報で確かめておくと安心です
- 山にある社寺は、早めの時間に着くつもりで計画しましょう
- 移動手段は、電車中心か車かで回れる数が変わります。エリアを欲張らず、1日1エリアが基本です
- 回る順番は、遠い場所や山の社寺を先に、街なかを後にすると組みやすくなります
複数の社寺を一日で回るときの順番の組み方は、御朱印巡りのルートの考え方でも詳しくご紹介しています。受付時間の調べ方は、御朱印の受付時間の記事をご覧ください。
出かける前の確認
初穂料や納め方、お参りの順番などは、はじめての方ほど気になるところです。御朱印帳や小銭など、持ち物については御朱印の持ち物の記事に、いただくときの流れは御朱印のいただき方の記事にまとめています。
✦ 出かける前のひとこと
初穂料は300〜500円が一般的ですが、社寺によって異なります。小銭を多めに用意しておくと、落ち着いて参拝できます。
どのエリアも、お参りをしてから御朱印をいただくのが基本です。静かな気持ちで、ゆとりのある一日をお過ごしください。

